2024年度 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月
2023年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月
2022年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月
2024王子北保育園
さわやかな秋の風が気持ちのよい季節になりました。秋はスポーツ、芸術、読書の秋といわれるように、いろいろなものに集中して取り組むことに適した季節です。幼児クラスの子どもたちも、運動会に向けた練習に、熱心に取り組んでいます。4・5才児クラスになると、団体競技にも取り組んでいきます。お友だちと協力しながら、一つの競技を完成させていく過程は、心の成長にも繋がっていく経験になると思います。乳児クラスは、後日、運動会ごっこを予定しています。お子さんの成長した姿を楽しみに、応援に来て下さいね。
~手足口病が流行しています~ ㏌王子北保育園
9月下旬から、保育園内で手足口病が流行しており、20名の感染報告がありました。「手足口病」とは、口の中、手のひら、足底や足背(足の甲)などに水疱を伴う発疹が出る感染症です。発熱は約3分の1にみられますが、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、3~7日のうちに治る病気です。しかしながら、まれに、髄膜炎、小脳失調症、脳炎といった中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、重篤な合併症を伴うことがあります。特にEV71に感染した場合には、他のウイルスによる手足口病と比べて、中枢神経系の合併症を引き起こす割合が高いことが知られています。なお、近年、コクサッキーウイルスA6感染による手足口病の症状が消失してから1か月以内に、一時的に手足の爪の脱落を伴う症例も報告されていますが、自然に治るとされています。感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便と一緒に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)が知られています。特に、手足口病にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。このような施設の中で手足口病の患者が発生した場合、子ども同士の生活距離が近く、濃厚な接触が生じやすい環境であること、子ども達の衛生観念がまだ発達していないことから、集団感染が起こりやすいためです。また、乳幼児は手足口病の原因となるウイルスに感染したことがなく、そのウイルスに免疫のない者の割合が高いため、感染した子どもの多くが発病します。
このようなことから何らかの感染症が疑われる場合、保育園側から診察をお願いすることがありますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
【10月の保健行事予定】
体位測定:1日(火) 0・1才児 / 2日(水) 2・3才児 / 3日(木) 4・5才児 8(火) 全園児歯科健診 17日(木) 全園児内科健診 22日(火) 4・5才 尿検査