2022年7月1日 仙川保育園
先月の6月25日は広い範囲で気温が上昇、群馬県伊勢崎市では最高気温が6月としては全国で最も高い40.2度に達したほか、26日は東京の都心も36.2度になり、この時点では統計開始以来、6月の1位の値となりました。季節外れの暑さとなった背景にあるのは、この時期としては珍しい太平洋高気圧の張り出し、偏西風の影響とのことでした。
この猛暑で一番心配になるのは熱中症です。子どもは体が暑さに慣れる(暑熱順化)のに、大人より時間がかかります。ここ数日急に暑くなり、湿度も高いので熱中症リスクも高くなります。園でも毎朝、環境省の熱中症予防サイトを確認し、府中の子どもの暑さ指数(WBGT)を基準に外遊び、外での水遊びを検討しています。さらに園庭、2階水遊び場のテラスに温湿度計を設置し、水分補給はもちろん、職員が実際の保育現場の暑さ指数を確認しながら保育を行っています。
しかし、熱中症は環境要因だけではなく身体的要因、行動要因によっても起こります。
ですからお子さんも、ご家族の皆様も朝ごはんは必ず召し上がってください。そしてお子さんの体調面で少でも気になることがありましたら、職員に伝えて頂くようお願いいたします。
熱中症について分かりやすくまとめられている資料が、無料アプリの「教えて!ドクター」の中にあります。長野県佐久医師会が佐久地域で行っている「教えてドクター!」プロジェクトチームが作成しています。
子どもの病気、ホームケア、地域の子育て支援情報なども発信されていますので、ぜひ参考になさってみてください。熱中症の予防、対処法の大事なポイントを再確認しておきましょう。
★救急蘇生法を練習するための蘇生人形を園で購入しました。
早速、先月末に職員園内研修で活用しています。
機会がありましたら、保護者の皆様にも体験して頂ければと考えております。