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2022王子北保育園
まだまだ寒い日もありますが、陽ざしの暖かさや、道に咲いている花など、春の訪れを感じる季節ですね。
いよいよ卒園・進級に向かう最後の1ヶ月になりました。この1年でお子さんが、心もからだも大きく成長したことを喜び、健康に過ごしていきましょう。
【乗り物酔いと耳の関係性について】
耳の奥にある内耳の、三半規管でバランスを調整、耳石器で重力や揺れを感知し、両方の情報が脳に伝わることで体の揺れや傾き、加速を感じています。この情報は目にも伝わり各器官が連動しながら微調整していきます。急カーブや急発進・急ブレーキなどの慣れない揺れが続くと、内耳からの情報と目の動きのずれで脳内は混乱して自律神経が不安定になることで、乗り物酔いの症状が現れます。子どもの頃から積極的にからだを動かしている人は酔いにくいと言われており、「酔ってしまうかも」と不安になる心理面も大きく影響するといわれています。
【急性中耳炎】
かぜに伴って、ウイルスや細菌が耳管を伝わり鼓膜の奥に入ることで起こります。
小さな子どもは、耳管が短く咽頭に対してほぼ水平に近い角度に位置するため、菌が中耳に入りやすいつくりになっていますが、小学校高学年ころには耳管の長さ角度も変わり中耳炎を起こしにくくなります。鼻水が多く出るときや、鼻水が緑色や黄色になっているときは、かぜそのものが悪化傾向にありますので、早めに受診しましよう。
【滲出性(しんしゅつせい)中耳炎】
一番多い原因は、急性中耳炎が十分に治りきらずに、鼓膜の内側に膿が浸出液となって残ってしまう場合です。アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、アデノイドが原因の場合もあります。痛みや発熱よりも、呼んでも返事がないなど難聴の症状で気づく場合が多く治療が必要です。
【3月の保健行事予定】
8日(火) 2~5才児体位測定 9日(水) 0才児、1才児体位測定 18日(金) 新入園児健診 / 0才児健診
2月の感染症報告 ウイルス性胃腸炎1名