10月20日(土)前日に雨があったものの当日はしっかりと晴れ、移転して初めて緑ヶ丘小学校校庭で運動会を開催することが出来ました。5歳児ゆりぐみを先頭に全園児の入場行進で運動会が幕開けしました。
「初めのプログラムは2歳児のかけっこ。
たくさんの観客に見守られて緊張している子もいましたが、名前を呼ばれると元気いっぱいに返事をする子ども達。お父さん、お母さんをめがけて一生懸命に走り、胸に飛び込んでいく笑顔は輝いていました。
次は組体操。4・5歳児クラスが取り組みます。今日までたくさんの汗や涙を流し、難しい技も皆で力を合わせて練習してきました。大きな掛け声と共に入場!真剣な表情に観客も静まり返って見守る中、演技が始まります。体操の先生の掛け声に「はい!」と元気な返事をする子どもたち。太鼓に合わせ、きびきびとした動きで2人組、3人組、6人組となり、ヨット・くじゃく・ピラミッドなど次々と技を披露してくれました。フィナーレに向け、4・5歳児が力を合わせて大技、「ケーキ」「ナイアガラの滝」が見事決まり大歓声!
やりきった演技終了後は達成感でみんな誇らしげな表情になっていました。
プログラムは乳児クラスの親子競技へと進みます。
0歳児 うめぐみは動物に変身して宅配やさんになりました。可愛い動物に変身した子どもたちが、段差のついたマットのお山を越え、親子でりんごを取り、宅配車に乗って届けました。初めての運動会でしたが、その可愛らしい姿にとても微笑ましかったです。
1歳児 ももぐみは「ミックスジュース」の踊りをしました。クラスでも楽しく踊っていた子ども達。本番では緊張しながらも親子で音楽に合わせて楽しく踊りました。とても可愛い姿に観客の皆さんに癒しをあたえていました。
2歳児 たんぽぽ組は「パレードパレード」と「みんなの輪」の2つに踊りを披露してくれました。日々の生活の中でも楽しく踊っていた子ども達。沢山の観客の中でドキドキしながらも親子で楽しく踊ることが出来ました。終わった後の子どもたちの表情はすごく達成感に溢れて、とても良い笑顔を見ることが出来ました。
幼児3クラス合同競技では「おどるポンポコリン」を踊りました。入場後、W杯の日本代表のように「ウォーウォー、ウォウォウォッウォッ・・・」と声をだし、気合を入れていました。楽しい曲に可愛らしい振付けは元気いっぱいの幼児さんにピッタリ!!
リズムに合わせて楽しそうに踊る姿はとても素敵でした♪会場は大盛り上がり、大きな拍手で子ども達も嬉しそうでしたよ。
幼児クラスの「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」に競技は進みます。各クラスの競技は日ごろの保育で取り入れていること、子ども達が出来るようになったことをクラスで取り入れ、保護者の皆さんにその成長を見てもらっています。
3歳児ばらぐみ「ホップ」。内容は巧技台からジャンプ、平均台、両足ジャンプ、そして4人集まった所で担任の先生に名前を呼ばれて元気にお返事、“よーい スタート!!”でかけっこをしてゴールしました。
4歳児きくぐみ「ステップ」。内容は巧技台からジャンプ、鉄棒、マットでは前転をし、最後はパカポコでゴールします。パカポコは一本足の下駄のものもあり難しさもありましたが、最後までしっかりと歩くことができていました♪
5歳児ゆりぐみ「ジャンプ」。内容は巧技台からのジャンプ、側転もしくは竹馬、鉄棒、2人3脚、そして最後の見せ場の跳び箱。跳び箱はゆり組さんが一生懸命に練習していました。夕方暗くなるまで園庭で練習し、自分が納得するまで取り組んでいました。当日は自分が飛びたい段数を決め、挑戦していました。また、やりたい子は6段も挑戦!一人一人の挑戦に見ている観客の方々からも大きな拍手をいただきました!!
幼児親子競技に種目は進んでいきます。ばら組の親子競技では、親子で新幹線になり日本のうまいものをめぐる旅にスタート!まず行先の書かれた切符(カード)を引き、巧技台やネットの障害物を越えて切符に書かれたお店に向かいます。切符と交換で名物をもらい、ゴール前に担任から「旅はどうでしたか?」など聞かれ、親子で一緒に答えたり、「なんでやねん!」とその地方の方言を真似してつっこみを入れていたりと、親子で競技を楽しんでいました。
きくぐみはデカパンdeゴールという競技です。タイトルの通り、親子でデカパンツを履き走っていき、ゴール前にはキーパーがいるので、最後にシュートを決めなくてはいけません。親子で勢いよく走ってそのままシュート・・・気合のあまり空振りしたり、とんでもない方向に飛んでいったり、キーパーに止められたりと面白い場面がたくさんありました。親子でゴールを決められた時はたくさんの拍手をもらいとても嬉しそうでした。
ゆりぐみは0歳からの成長の発達を競技にしました。赤ちゃんだったあの頃から、あっという間に大きくなった子どもたち。そんなひとつひとつの成長を感じられるように、「ハイハイ」「両足ジャンプ」など成長発達と共に出来るようになった事を親子でやりました。最後にはゆりちゃんの滝登り!大人が二人一組になり、手を組んで並びその上を子ども達がうつぶせの状態で渡っていくものです。子ども達の重さを感じながら保護者も職員も「大きくなったね!」と喜びつつ成長を感じられた競技でした♪
最後は4・5歳児混合チームのリレーです。練習の時から「○○って足早いから頑張って抜かすんだ!練習頑張るね!」と張り切って練習していたゆりぐみさんと、「○○ちゃん(くん)って足早いんだよ!でも僕も早いんだよ見ててね!」と言って園庭でリレーの練習をしていたきくぐみさん!みんな“絶対に負けたくない!”と気合十分に練習してきました。予行練習にも力が入っていて走っている子だけではなく応援する子達も白熱していました!!
当日は今までの成果が充分に発揮されていたと思います!一人ひとりが楽しんで走ってたように思いました!
閉会式でゆりぐみは1人1人園長先生から首にメダルをかけてもらいました。やりきった達成感でいっぱいの表情、オリンピックのメダリストのようにキラキラした笑顔、どの子もみんな輝いていました。
これからも子ども達の益々の成長を期待し、今後も職員一同でその成長を見守っていければと思います。また今年度は、初の緑ヶ丘小学校校庭での開催ということで、皆様には多々ご不便をおかけしたり、至らない点も何かとあったのではないかと思いますが、温かい声援と、ご理解・ご協力ありがとうございました。