梅雨が明け、いよいよ本格的な夏が到来しました。

　今年の夏祭りは昨年の秋祭り同様に新型コロナウイルス感染症対策としまして、規模を縮小したうえで開催させて頂きました。保護者の皆様にはご理解、ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。また、7月11日（日）に北ノ台まちづくりネットワーク主催で行われました北ノ台ふれあい朝市につきましても、本来の目的である多世代における交流までは果たされないであろうと想定していたものの、入場に制限を設けさせて頂いた中でも300名ほどの方にお越し頂き、小さな多世代交流は所々で生じていたように見受けられました。保護者の皆様におかれましても、多くのご家庭にふれあい朝市にお越し頂きましたことや、深大寺保育園の駐車場を利用しての開催にご理解、ご協力頂きましたことに厚く御礼申し上げます。

　今年は約1ヵ月間と平年の1.5カ月間に比較すると短い梅雨となりました。都内では、梅雨の期間が平年の約2/3であったにも関わらず、期間中の降水量が平年の2倍強にも上っている点が大変気になるところです。この度の関東、東海地方における豪雨災害に被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。

深大寺保育園では梅雨明け後も引き続き新型コロナウイルス対策に重点的に取り組んでまいりますが、熱中症対策と相反する点が多々あるため、生命に直接的に危険を及ぼす熱中症対策の取り組みを優先する場面が増えてくることが想定されます。具体的に最もリスクが高いとされているマスクの着用につきまして、厚生労働省が屋外で人と2メートル以上の距離が確保できる場合にはマスクを外すことを推奨していますが、保育園においては職員と子どもの距離を一定時間2メートル以上確保することはできません。十分な距離が確保できない中でも、咳エチケットを心掛けながら職員が高温・多湿環境下でマスクを着用せずに保育をすることがあることを保護者の皆様には、ご理解頂きますようお願い申し上げます。

令和3年8月1日 深大寺保育園 園長 田中賢介