梅雨が明け、真夏が到来しました。

　7月に入ってからは、湿度が高く気温が体温を超える不快な日が続き、体力を大きく消耗する気候になりました。7月3日(月)、7月4日(火)と世界平均気温が観測史上最高を連日で更新し、4日(火)は過去12万5千年間で最高気温を記録したとする研究者もいるようです。今年の世界的な気温の上昇はエルニーニョ現象によるものと見られますので、今夏中に日本でも国内における観測史上最高気温が更新されることが予想されます。災害級の暑さとも言われていますので、当園では引き続き、こまめな水分補給や保育室内の室温に気を配り熱中症に配慮致します。保護者の皆様におかれましても、ご在宅時や降園後、外出先等におけるこまめな休息やのどが渇く前の定期的な水分補給に十分ご配慮頂きますようお願い致します。

　さて、7月9日(日)には、北ノ台ふれあい朝市を深大寺保育園にて開催致しました。4年ぶりの園庭における開催ということがあったためとも思われますが、当日は、合計555名のご来場があり大変賑わいました。時折、小雨も降る暑い中ではございましたが、ご来場下さいました保護者の皆様や地域の方々には改めまして御礼申し上げます。

　今年度のプール遊びにつきまして、6月から7月初旬にかけて例年に比較して多く実施することができました。7月後半からは気温が高まり、暑さ指数が厳重警戒や危険を示す日が多くなってきているため、プール遊びの機会が限られてきています。私を含めて暑い中でのプール遊びの気持ち良さを知る世代は、暑いのにプール遊びを中止することに矛盾を感じてしまいますが、過去とは比較にならない暑さであることや、プール遊びには、より高い熱中症の危険性が潜んでいることが昨今の報道等でも度々、情報提供されていることを踏まえまして、今後も暑さ指数が高まることによってプール遊びや戸外遊びの機会が限定されてきますことをご理解下さいますようお願い致します。

令和5年8月1日 深大寺保育園 園長 田中賢介