7月に近づくにつれて暑さが増していき、本格的な夏の訪れを感じさせられます。
今年は統計開始以来、最も早い梅雨明けとなり、平年よりも22日早くなりました。早い梅雨明けに伴って関東地方では6月では異例とみられる記録的な暑さに見舞われています。調布市の暑さ指数（WBGT）が6月中旬から早くも「厳重注意」や「危険」を示す28以上になる日が出始めています。都内小学校の授業中に多くの生徒が熱中症により病院に搬送される案件もすでに複数出ていますので、深大寺保育園でも十分に注意して保育するように致します。

　令和4年6月20日付厚生労働省通知により“令和4年2月から、保育所等において、可能な範囲で、一時的にマスク着用を奨めてきたが、今般、この取扱いについて、2月の変更前の取扱いに戻すこと”、“他者との距離にかかわらず、マスク着用を一律に求めないこと。特に夏場は気温や湿度、暑さ指数が高くなることが見込まれ、熱中症のリスクも高まるため、子どもの体調変化等に迅速に対応できるようマスクは外すことを推奨するものであること”との見解が示されています。深大寺保育園としましては、5月中旬より都内の新型コロナ感染による重症患者数が１日あたり数名程度、6月中旬以降は0名から数名との推移を見せていることを踏まえ、熱中症は直接的に命の危険に繋がり新型コロナ感染に比較して高リスクであるため、暑さが落ち着くまでの間は、お子様がマスクを着用しないことを推奨致します。マスクを着用しないことでコロナ感染者発生時に濃厚接触者になる可能性が高まることもあり、ご両親のご勤務先の都合や祖父母とのご同居など、ご家庭によって様々な事情があることと存じますので、お子様のマスク着用が必要とご判断された場合に着用を妨げるものではありません。保護者の皆様には、可能な範囲で構いませんのでご協力頂きますようお願い致します。

　令和４年度第１回フードドライブにご協力頂きまして、誠にありがとうございます。令和２年度から調布パルコ、令和３年度からトリエ京王調布にもご協力頂き、事業規模を広げています。皆様からご寄付頂いた食品を必要とする団体に届けることで有効活用し、フードロスを削減する取り組みに、今後ともご協力下さいますよう宜しくお願い致します。

　7月10日（日）には、午前9時から11時まで深大寺保育園駐車場にて北ノ台ふれあい朝市を開催致します。職員も有志で複数名参加を予定しています。北ノ台地区で収穫した新鮮野菜や、パン、福祉作業所製品の販売があり、地域住民の方々との交流も楽しめます。お友達やお知り合いの方をお誘いのうえ、是非、お越し下さい。

令和4年7月1日 深大寺保育園 園長 田中賢介