保護者の皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

　令和4年度のにこにこ劇場は令和5年1月19日(木)を予定しています。にこにこ劇場では、子ども達が主体となって劇等を造り上げ、表現あそびを楽しむことを最大の目的としています。台詞や動作を無理に覚えさせることよりも、子ども達が役になりきって表現することを楽しめるよう職員が支援します。当日は、舞台に上がれないことや言葉が出ないこと等もあると予想されます。個々によって違いはありますが、子ども達は我々大人の想像を超越する緊張を抱えて当日の本番を迎えると思いますので、何卒、暖かく見守って頂いたうえでお子様の頑張った姿を認めて褒めて頂けると幸いです。

　さて、裾野市の保育園にて発生した虐待事案がメディアに取り上げられて以来、全国の保育園において不適切な保育や虐待を疑われるケースが自治体等から公表されています。深大寺保育園では、調布市による定期的な指導検査や保育アドバイザーの派遣等に加えて、虐待に繋がる恐れのある不適切な保育等を職員間で指摘し合える風土や、園長、主任・副主任保育士、乳幼児リーダー等に相談・報告をしやすい風土が醸成されていることから、社会福祉法人三祉会が運営を受託して以来、約18年の間に虐待が極めて生じ難い環境を構築してきました。また、子どもは我々大人と同様に守られなければならない人権を所有していることを常日頃から職員間で意識の共有をしていることで、引き続き職員一人ひとりが虐待に繋がり兼ねない行為を見過ごさないという強い意思をもって保育に取り組んで参ります。保護者の皆様におかれましても、小さなことでも不安等がありましたらお気兼ねなく担任や事務所にいる職員等にお声掛け下さいますようお願い申し上げます。

令和5年1月4日 深大寺保育園 園長 田中賢介