6月25日の日曜日、三祉会全園の職員が一堂に会する第4回目の法人交流会が催されました。第1部が研修、第2部が懇親会という構成で、日曜日にもかかわらずほとんどの職員が参加しています。第1部の研修では白梅短期大学の師岡章先生による「こどもらしさを大切にする保育」をテーマに学び、第2部ではフルコースのフランス料理に舌鼓を打った後、調布市の緑ヶ丘保育園の新園舎紹介、全員参加のゲームを楽しみ、法人の一体感を確認し合いました。
　当日、職員にも述べたことですが、最近の保育界は待機児童問題の解消のため量的拡大にばかり目が向いて、質の確保、向上がおろそかにされている観があります。三祉会では保育の質が子どもの発達を保証すると考え、質の向上のために、まず個人自ら研修を受けることを奨励し、各保育園でも講師を迎えて研修の機会を設け、さらに法人の各保育園が同じ方向に向かうため、毎年、法人全体でも研修を行っています。こうした取り組みが子ども達の健やかな成長を促すと信じています。
　今月は「はと組」のお泊り保育があり、親元を離れて友達と過ごす大冒険を体験します。翌日の達成感に満ちたこどもたちの顔が今から楽しみです。また、子ども達が大好きなプールも始まります。子ども達が元気に水遊び・プール遊びをすることで猛暑を乗り越えることができるよう、生活のリズムを規則正しくし「早寝早起き朝ご飯」をしっかりと守らせて下さい。

平和保育園園長