先月からほぼ通常に近い生活に戻った保育園ですが、東京では毎日５０人前後の感染者が発表されています。
　第2波の可能性が否めない中での保育園生活は、感染防止に重きを置かざるを得ません。例年ですと７月はプール・水遊びにはしゃぐ子ども達の声が響きますが、今年はプールの使用が不可能です。密な空間でクラス全員が一晩過ごすお泊り保育も感染防止のためにできません。
　7月以降の行事も、地域では神社が「例祭」の中止を決定、町会の各種催しや神輿渡御が無くなり、手作りのお神輿でお神酒所を訪問したお祭りごっこも、同じ形で実施することはできません。
また、すでに区内のすべての小学校は今年度の運動会を中止するとの発表をしていましたが、さらに、今年度は保育園・幼稚園への教育施設の貸出し中止の連絡を受けました。今年は運動会も挙行することは出来そうもありません。
　ワクチン等の予防薬や治療薬ができるまでは、これまで園生活の中で当たり前と考えていた保育、行事すべてを見直さざるを得ません。
　6月から再開された保育園生活ですが、例年と異なり、新型コロナ感染防止のために何をすべきか、何をすべきでないかを検討しながらの運営とa。また状況によって対応を変えることもありますので、ご理解をお願いします。

平和保育園園長