新年度が始まり１カ月が経ちました。
　今年は３月２３日に桜の開花宣言が出てから寒波に襲われ、その後は南の高気圧の影響で初夏のような暑さに見舞われました。そのため桜の花が散ると間を空けることなくハナミズキ、皐月、つつじと咲くさまは、季節の移り変わりに忙しなさを感じますが、園の中では子ども達が時間の経過とともに新しい環境に慣れて落ち着きを取り戻しています。
　板橋区では昨年から今年度の４月にかけて１３園の認可保育園が開設しました。このために少なくとも２００名近くの保育士があつめられたはずです。これは板橋区だけでなく都内全域で待機児童問題解決のために起きていることで、その結果、保育士不足が非常に深刻な問題となっています。
　さいわい平和保育園は保育士不足に悩まされることなく、体制を整えることが出来ています。産休・育休の代替として短期で応援に入っていた２名が法人内の他の保育園に移動しましたが、ベテランの保育士が育休から復帰しています。また、現在育休中の職員の補充のために、保育所だけでなく他施設でも経験のある職員を採用しました。
　保育士を採用することにさえ厳しい状況の中、平和保育園はベテラン、中堅、若手と職場として非常にバランスの良い環境が出来ていると自負しています。
　今月から地曳網遠足を始めとして戸外での遊びが多くなり、園全体が活発になってきますが、この環境をいかして保育を行っていきます。

平和保育園園長