三祉会

ほけんだより

園だより

行事・スケジュール

子育て支援

お問い合わせ

スタッフ募集

TOPへ戻る > 園だより

園だより

2024年度 4月

2023年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月

2022年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月

2021年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月

2020年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月

2019年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月

2018年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月

2017年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月

2016年度 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月



「ちょうちょさん!がんばれ ママに会うんだよ!」

 小春日和と寒さが行ったり来たりしながら冬へ向かう季節となりました。小さかった緑色の柿の実も大きくオレンジ色に実り、収穫すると小さいクラスの子ども達が匂いをかいだり、表面のつるつるした感触を確かめ、いとおしそうに持ち歩いたり、飛鳥高校や近隣の公園へ散歩に出かけ落ち葉の色や大きさの違いやふわふわからカサカサの感触を楽しんでいました。真っ青な青空、冷たい風を肌で感じ、園庭の隅っこに向かって「アリさんいないね」「寒くなったからかな」とつぶやいたり、保育園のアイドル、カメの「かめきち」が冬眠に入ったりと冬支度をしている季節を子ども達と実感しています。

 ある日、すずめ組のA君が園庭にしゃがみこんで何かをじっと見つめていました。何を見ているのかな?と思っていると「園長先生!大変だ!ちょうちょうが~」と私を呼びに来ました。A君に連れられて急いで先ほどの場所に行くと寒さのためか地面に横たわっているちょうちょがわずかに羽をばたつかせていたので、そっと園庭の樹木の葉に止まらせようとすると羽を懸命に動かしながら飛び立とうとしています。その様子を観ていたA君が「きっとママに会いたいんだね」「ママのところに行きたいなって」「ちょうちょさんがんばれ ママに会うんだよ。」と声援を送ります。A君はちょうど妹が生まれたばかりで、お兄ちゃんになる喜びと不安と入院している母親に会えない寂しさから【ちょうちょ】と自分を重ねているように感じられました。「頑張れ」は自分自身への言葉だったのではないかと。その後飛び立っていったちょうちょを見送りながら「よかったね!ママに会うんだよ!がんばれ」と言いながらいつまでも手を振りながら見つめていました。一所懸命にA君も今の自分の環境の変化を受け止めようとしている姿に胸が熱くなりました。先日年長組に向けて『命について』話す機会を設けました。来年3月卒園する子ども達にみんなは「かけがえのない存在」だよと・・・。

 生活の中から命あるものの存在に気づき自然や人々に触れ合うことで、生きている喜びを小さいながらも子ども達にも感じてほしいと思っています。


* 各クラスの様子 *
ひよこ組(0歳児)
飛鳥高校へ散歩に行く途中では、生えているネコじゃらしに興味を持ったり、どんぐりを見つけると早速拾っていました。散歩用にペットボトルのバッグを用意していたのでその中に拾ったもの(どんぐり、小石、ネコじゃらし等)を入れてあげると嬉しそうに手で持ったり腕に紐をかけたりして持ち歩く姿がありました。また、カラカラ音を鳴らしたり、中身を覗き込んでは嬉しそうでした。園でも柿の収穫があり季節ならではの自然物に沢山触れることができました!
うさぎ組(1歳児)
飛鳥高校へ散歩に行き落ち葉を見つけると、「ままにおみやげ」と言いながら葉っぱを拾う子ども達。赤や黄色に色づいた葉っぱを手にして「はっぱあかいね」と言うこともあります。また、手作り散歩バッグを持って行くと、【どんぐり】や【くり(いがぐり)】をお土産にする姿もありました。飛鳥高校の花壇に実っている柑橘系の実を見つけると「みかん」と言いながら匂いをかぐ姿もあります。
気温が低くなる12月ですが、体を動かしながら元気に遊びたいと思います。
すずめ組(2歳児)
飛鳥高校の人工芝の下のミミズに触れたり、プール前公園では落ち葉を集めて投げ上げたり友達同士で投げ合ったり、寝転んだりと秋の自然に触れることができました。
劇団「風の子」のワークショップではノリの良い歌に一緒に歌って参加し楽しい時間を過ごすことができました。
保護者の方にはシーツを入れる袋や外靴を入れる袋を用意していただいたことで、「自分でやってみよう」と意欲的になってきました。来月からは上履きを履くようになります。子ども達の持っている力を信じて見守り、時には援助していきながら子どもたちの自立を促していきたいと思っています。
りす組 (3歳児)
気温も一気に下がり、冬の気候になってきましたね。手洗い指導を行ってから、手洗いの歌を歌いながら以前よりも丁寧に洗えるようになった子どもたちです!
今月は、様々な素材を使って手作り楽器をたくさん作りました。みんなで作った楽器で演奏し、楽器の使い方、音の違いに触れました。ピアノに合わせて演奏することも好きで、子どもたちから「今日は楽器やるの?」と聞いてくるほど楽器遊びが大好きです!生活発表会でも使用するのでお楽しみに♪ 劇も小道具も全て子どもたちと一緒に作り上げてきたものなのでそちらにも注目してください!
はと組 (4歳児)
先月張り子で作ったさつま芋と、散歩先で拾い集めてきた落ち葉と新聞紙を混ぜ、焼き芋ごっこをしました。やきいもグーチーパーの歌に合わせ、食べる真似をしたり、ジャンケンを楽しんでいました。部屋には子ども達の笑顔と、落ち葉のいい香りが溢れていました。
生活発表会では子ども達と話し合い、大好きなお話の一つ「こびとのくつや」の劇を行います。劇や役、衣装の色等も子ども達が自分で決めました。皆で背景を絵の具で塗ったり、友達とイメージを膨らませたり、共有しながら楽しんでいます。
きりん組(5歳児)
本格的な冬になり、寒い日が多くなってきましたね。
子どもたちは寒さに負けず、園庭を元気に走り回って遊んでいます。
今月は保育園生活最後の生活発表会があります。時間をかけて楽しみながら、劇を作り上げてきました。子どもたち同士アイディアを出し合いながらなりきって演じています。合奏も友だちと音が合った時の心地よさを味わいながら楽しんでいます。運動会の時のように、クラスが一致団結して楽しめたらいいなと思っています。子どもたちが楽しみながら作り上げてきた劇や合奏をお楽しみに!!

三祉会

ほけんだより

園だより

園のスケジュール

子育て支援

お問い合わせ

スタッフ募集