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102020年10月1日

 元気に鳴いていたセミの声に変わって、少し薄暗くなると近くの足元の草むらから聞こえてくるのは秋の虫のコーラスです。又園庭の木々も少しずつ色を変え散り始め秋が深まっていくのを感じる今日この頃です。さてコロナによる新しい生活スタイルでの日常が戻りつつある中、私達も少しずつですが研修が再開され、先日職員数名と【子どもの健やかな育ちのために忘れてはいけないこと】というテーマで早稲田大学教授の“増山均先生”のお話を聞きました。先生は子どもの健やかな成長を願い『国連子どもの権利条約と子どもの文化権(31条)』を幅広く皆に知って欲しいと活動をされています。研修参加時に先生が監修された『ワニブタ絵本ガイドブック』を購入してきました。この本のあとがきに私達大人が気付かなければいけない大切な事が書かれていたので抜粋してご紹介します。

「ゆっくりさせて!」「のんびりしたいよ」「いっぱい、いっぱい、遊びたいよ!」「もっとわかるように教えてよ!」日本中から、子どもたちのさけびが聞こえてきます。競争的な社会と教育制度の下で、からだとこころにストレスをいっぱいにため込んでいる日本の子どもたち。健康な成長と発達環境を取り戻し、豊かな子ども時代・子ども期を保障していくために、国連子どもの権利条約の内容をまなび、もっとみんなにひろめたいのです。この条約の42号で「締約国は、条約の原則および規定を成人および児童のいずれにも広く知らせること」と約束しているのですが、その内容は30年たった今も日本ではほとんど知られていませんし、十分に活用されていません。

子ども自信がやりたい遊びを満足し行えるための支えとなり、時にゆっくり休養の時間に寄り添う事が大人の大切な援助だと再認識できた良い機会でした。これからも大人主導にならないように、職員で話し合い共有しながら保育を進めていきたいと思います。
園長 横倉 幸子




楽しかったけどちょっぴり残念 スクールコンサート

9月10日コロナの心配をしながらも予定通り4・5才クラス対象にスクールコンサートを実施しました。 ムクナオフィスに所属されている“コンゴ民主共和国”出身のタブーさんとJPさんのお二人と進行係の高林さんの3名で楽しい時間をプレゼントしてくれました。リズム感のある音楽と一緒にダンスを教えてもらったり、手作り楽器で共演したり、途中クイズも挟みながら楽しい時間でしたが、コロナに配慮してフェイスシールド着用で距離をあけてのコンサートはちょっと残念でした。今後も感染に十分配慮しながら子ども達の体験を増やしてあげたいと思います。ところでクイズです。コンゴ民主共和国にしかいない動物はなんでしょう?

答:オカピ

絵本は心の栄養

秋といえば“食欲の秋”“芸術の秋”そして“読書の秋”でもあります。小さな頃に読んでもらったお気に入りの絵本はありませんか?お母さんやお父さんの膝で読んでもらった絵本のストーリがいつまでも忘れられなかったり、絵本の中の綺麗な挿絵が忘れられないなど思い出がたくさんあるのではないでしょうか?幼いころにお気にいりの絵本に出会える事はとても幸せな事だと思います。園でも乳児クラスはできるだけ保育者と1対1の膝の上で、幼児クラスでは保育者の側に集まってお話を読んでもらったり、時に一人で時に保育者といろいろなお話に触れる機会を持っていますが、お母さん・お父さんの膝に座り絵本を読んでもらう事は子どもにとってかけがえのない至福の時間です。浮間図書館も新装され現在開館されていますので、土日等お子さんと散歩がてら出かけられるのもいいですね。また少し足を延ばすと上野には国立の〔国際子ども図書館〕があります。ここなら近隣の図書館に無いような本もあるので、お母さん・お父さんの思い出の本にまた出合えるかもしれません。

【おすすめ絵本の紹介】

だるまさんシリーズ
かがくいひろしさんの“だるまさん「が・の・と」”3部作です。子ども達はユーモラスなだるまさんが大好きです。保育者の膝の上で「だるまさんがころんだ」の節回しで体をゆっくり揺らしながら読んであげると、何度もリクエストされます。時に「その膝早く替わって」とトラブルになりかけることもある程です。
ぷくちゃんのすてきなぱんつ
ひろかわさえこさん作のオムツ卒業のぷくちゃんのお話です。何度も何度もトイレに間に合わず失敗を繰り返すぷくちゃんに「おかわりぱんつ」を出してくれる優しいお母さんに見守られ、ぷくちゃんはオムツ卒業をがんばります。絵本の周りに集まって子ども達は、「わたしのはこれ」「ぼくのはこっち」とパンツ選びを楽しんでいます。他にもシリーズあり
めっきらもっきらどおんどん
幼児クラスになると長いお話も聞けるようになります。長谷川摂子作のめっきらもっきら・・は主人公のかんたと一体になり不思議な世界に入り込めます。お話を読んだ後の散歩では神社に立ち寄ると神社の木に見つけた穴を覗いては、おかしな3人組の“おたからまんちん”“しっかかもっかか”“もんもんびゃっこ”にあえるかなと?ドキドキを楽しんでいます。
エルマー冒険
ルース・S・ガネット作の多くの人に愛される3部作です。年長クラスになると絵本から挿絵の少ない物語を読み聞かせで楽しむ事が出来ます。 絵が少ない分エルマーの住む町はどんな所だろうか、りゅうが囚われている島はどんな所なんだろうと想像が膨らんできます。エルマー以外にも“いやいやえん”“ロボットカミー”“もりのへなそうる”等楽しい初めての読み物はたくさんあります。
大人にもおすすめ絵本
子どもが大好き“いいからいいから”長谷川義史さんの5冊シリーズです。どんなことにも「いいからいいから」と動じないおじいちゃんのおおらかさに思わず笑ってしまうと同時に、おじいちゃんの懐のふかさに癒されてしまいます。「いいからいいから」とおじいちゃんをみならって日本中の人が生きていけたらしあわせだろうなと思う絵本です。
気のなる本
絵本ではありませんが、『クシュラの奇跡』という本がある事を知りました。染色体異常で身体と知能面の障害を抱えたクシュラが両親に絵本の読み聞かせをしてもらいながらの3歳までの成長記録だそうです。その後通常に学校に通えるほどになったクシュラを育てたご両親と、140冊の絵本の事が知りたくなりました。

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