2024年度 2月 1月 12月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月
5月平成30年5月1日
5月5日は子どもの日、浮間東保育園の園庭にも4匹の鯉のぼりが泳いでいます。前年度までは3匹の親子鯉でしたが、今年はらいおん組製作のオレンジ色の鯉のぼりが加わり、園庭の緑の中を風に吹かれ気持ちよさそうです。ここ数年は玄関に大きなカラービニールの鯉のぼりが泳いでいたことを、覚えていらっしゃるかと思いますが、外で泳がせたいとの年長組の願いで布に水でにじまない絵具を使い、それぞれがうろこに元気で過ごせるようにと願いを込めて好きな色を塗りました。まじかに見ていただけないのが残念ですが、それぞれが自分の持ち分をはみ出さず丁寧に塗る事で、鯉のぼりとして形になる事を理解し作られた事が感じられる作品になりました。
自分の持ち分を仕上げようとする力、みんなで協力して作り上げる喜びの元意欲的に製作が出来たのは、日々の遊びを中心とした活動の中で身に付けた、折り紙・くるくる棒作り等手先を使った遊びや鬼ごっこ・ドッジボール等集団で協力する遊びで培ってきた力だと感じます。外に泳ぐ鯉のぼりを憧れの眼差しで見上げるきりん組・ぞう組・乳児クラスの子ども達もまた、外で泳ぐ鯉のぼりを作りたいと願っているようです。
園長 横倉 幸子

新年度スタートから早1ケ月!浮間東保育園は今どんなかな?

4月に26名のお友達を迎え新年度をスタートした浮間東保育園です。最初の一週間は、例年に違わずあちらこちらで泣きの大合唱でした。最初の一週間は慣れ保育の子ども達が大半でしたが、2週目になりひよこ組がバギーに乗って気分転換を始めると、そこは泣いていても可愛いひよこ組にみんな必ずといっていいほど顔を覗きに行き、申し訳なさそうに、「ないてるね」とつぶやき離れて行きます。中には保育者の顔を見上げ「どうして泣いているの?」と質問する子もいます。また泣き止んでもらおうと懸命にあやす姿もあります。少しずつ落ち着きゴザを広げ遊び始めると、年長組を中心にひよこ組の子ども達の顔を覗きこみ可愛い事を確信したと言わんばかりに、「かわいい。なまえなんて言うの?」と名前を聞き「Aちゃんよ」と伝えると、「Aちゃん」と呼びかけると同時にまたまた「かわいい」を連発します。そして、愛おしそうにおもちゃを手渡ししばらくすると去っていきます。その様子を見てきりん組がやって来て同様に「かわいい」と言いながら少しすると去っていきます。ひよこ組のゴザにはいつの間にかうさぎ組やぱんだ組がおじゃまして、食事で減っていくひよこ組の代わりに遊び始めます。
さてうさぎ組に目を向けると、部屋の中で泣いていた新園児も外に出ると泣き止み園庭の探索を始めますが、すぐに不安に駆られ泣きだしクラス保育者を探し始めます。そんなうさぎ組ですが2週間も過ぎると、旧園児に交じって新園児が滑り台をしていたり、三輪車・手押し車で遊んだりする姿も見られるようになりました。最近では、小さい子のお世話をするのが年長としてのステータスと言わんばかりに、うさぎ組を待つ年長組の姿がある反面、対応が分らず振り回してしまい、泣きべそをかかれたり、保育者に「うさぎさんこまった顔してるよ」と声を掛けられる事もしばしばです。こんな姿に卒園児の姿を重ねてしまいます。昨年も小さい子は可愛いけど接し方が分らず、過度なお世話になっていた子ども達が、卒園の頃には、相手の気持ちに気付こうとしながら接していました。今年のらいおん組もきっと時を経て卒園する頃には、いいさじ加減で接する事が出来るようになるのだろうな~と今から楽しみです。
例年のように、2才ぱんだ組は朝真っ先に園庭にでて駆け回り、他のクラスが出てくるまでの間三輪車・滑り台を思う存分楽しんでいます。4月は新園児もいないので、担任と一緒に2・3名で団地裏におじゃましてタンポポや虫など春を見つけに行く事も楽しんでいます。つい先月位まで私たちは小さいのよと主張し、大人の手助けを待っていた姿がどこへやら、自分で靴下・靴・帽子は被れるから手を出さないでと、一生懸命に自分の事は自分でしようと頑張る姿が愛おしいばかりです。
3・4才にはそれぞれ新園児が入りました。最初の一週間は不安そうに担任の側で活動していましたが、今ではすっかりクラスに溶け込んで虫探しや追いかけっこを楽しんでいます。
連絡帳・クラスだより・園だより等を通して子ども達の成長をこれからもお伝えしていきます。ご家庭での成長も是非教えて下さい。一緒に大きくなっていく喜びの共有をしていきましょう。