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92023年9月1日

 連日の猛暑に、曇り空や時間帯を選びながら短時間の外遊びしかできなかったこの夏。例年せみとりに興じる子ども達の姿もあまり見られず寂しい8月でした。また中旬には台風7号の関東直撃との予報があり、心配しましたが、幸い関東をそれ上陸した台風は、しかし各地に大きな爪痕を残しました。大きな台風は、東京を上手く避けていってくれているイメージがありますが、数年前に来た台風では、新河岸川が氾濫直前までに達し、荒川土手も水没し、子ども達が大好きな土手への散歩が数か月間行えない事がありました。9・10月は例年台風が多く発生する月です。また9月1日は関東大震災が起きた日で現在“防災の日”として位置付けられ毎年大規模な災害訓練がおこなわれています。災害は台風のようにある程度予測がつくものと、地震のように突然に起きる物がありますが、どちらにしても経験の無い事にはパニックになってしまいます。こんな時のためにもできるだけ冷静に対応ができるよう園では火災・地震・水害等を想定し毎月避難訓練をおこなっています。今月8日には災害時引き渡し訓練、10月は年長・年中の起震車体験、11月は水害発生時の高台への避難で幼児クラスは桐ヶ丘中学校へ乳児クラスは諏訪神社へ行きます。12月には津波等の緊急避難を想定して団地上階への避難実施を計画しています。実際に災害が起きた際に、大人以上に子どもは不安になってしまいます。このような状況も想定して、子ども達を安全にかつ迅速に引き渡すための訓練です。本来であれば園社内での引き渡しに加え園外避難での引き渡し訓練も実施しできるとよりよいのでしょうが、先ずは8日に実施の引き渡し訓練にご参加いただくと共に、防災を考える1日にしていただけたら嬉しいです。

園長 横倉 幸子


各クラスの8月エピソードをご紹介

【クマさんねんね】0才児 ひよこ組

手作りの布絵本やわらべ歌遊びが大好きなAちゃん。保育者がクマの人形を布団に寝かせてあげると、トントンと触れながら「んー、ん-」と子守唄を歌ってあげたり、布絵本のリンゴを食べさせてあげようとしたりするAちゃんの姿は、顔を合わせて、言葉をかけていく事の大切さを再認識させてくれました。

【A君の積み木遊び】1才児 うさぎ組

お友達の事がとても気になるA君は、一人で遊びを展開していく事が苦手です。お友達の少なかったある日、だれも遊んでいない積み木コーナーで積み木を手に取り積み上げもくもくと遊び始めたA君。積み上げては崩れるを繰り返すA君に声を掛けたくなるのをぐっとこらえ、見守っているとしばらくして「できたー!!」万歳をする姿に見守っていた保育者も嬉しくて側に行くと、何を作ったのかA君の言葉で一所懸命説明をしてくれ、ますます嬉しくなると同時に、見守り待つこと、喜びを共感する事が大切だという事が再確認できたシーンでした。

【歯医者さん】2才児 ぱんだ組

室内で遊あそぶAちゃんは、積み木を使ってコナーを作り歯医者さんに見立てて遊び始めました。それに気づいたBちゃん・Cちゃんが「なにしてるの?」と寄ってきて、Aちゃんと一緒に遊び始めました。AちゃんがBちゃんに「はいしゃって書いて」とお願いすると、積み木に『は・い・しゃ』と書く真似をするBちゃん。「歯医者におもちゃがあるよ」「はいしゃって明るいよね」それぞれの歯医者に対するイメージで始まった歯医者さんごっこです。
自分の体験を通してイメージを共有し友達とごっこ遊びが出来るようになってきた2才児クラスです。

【あれ?B先生は?】3才児 ぞう組

A君が登園してくると「さっきね、来るときB先生に会ったよ。でね、一緒におんなじスピードで歩いてきたの。だけどさ、なんでお部屋にいないの?Aくんと一緒に来たよ」「そうだね。まだ来てないね。一緒に来たのにね?」と保育者が答えるとAくんは、「でしょ?変だね?何してるのかな?あ、あっちの門から行ったから時間かっかてるのかな?でも同じスピードであるいてきたんだよ?どっかいっちゃったのかな?」不思議そうなA君。「どうしたのかね~」と相槌を打つとふと思いついたのか「保育園についてゆっくりしてるんだ!」と納得したように話すA君でした。 時間や空間、時系列等が少しづつ育つ年少組です。

【Aちゃんのリレー】4才児 きりん組

恥ずかしがりなAちゃんは、運動会に向けてリレーをやりたいクラスの雰囲気になじめず「恥ずかしいから走りたくない」と言っていました.。回を重ねる毎に参加しようという気持が出てきたAちゃんは、何回目かの取り組みで歩いて参加をしましたが、同じチームのBくんに「Aちゃん走って」と言われ泣き出してしまいました。保育者に気持ちを受け入れてもらう事で、2回目はどうにか走りきる事ができました。Aちゃんにはその姿を認め、Bくんやチームの子たちには、「走れないお友達がいたら、そのぶん皆ががんばって走るんだよ」と伝えました。今Aちゃんの目標は“リレーがんばる”事です。

【ももたろうごっこ】5才児 らいおん組

「ももたろうごっこがしたい」と準備を始めたAちゃんはごっこあそびに必要なリストを作り、作り終えるとチェックを入れていました。Bくん・Cちゃんは鬼、Dくんは猿、Eくんはキジになると言い、紙になりたい物を描いて工夫してお面を作っていました。自分たちで頭のサイズを測ったりサイズが合わないと紙を足したり上手く調整をしています。Cちゃんは桃を描いてはAちゃん・Fちゃん・Gくんに渡していました。準備が終わり、遊び始めようとしていましが、遊びを進める事が出来ないでいました。そこで保育者が「むかし・むかしあるところに…」と助け船を出すと、子ども達はハッとして「ナレーションがいるね」と言いBくんが「ナレーションやる」と買って出ました。遊びが乗って来たところで給食となり、続きの鬼ヶ島編はおやつの後となりました。
やりたい事を自分たちで準備して進めていける力育ってきていいる姿に年長らしさを感じた瞬間でした。

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