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10平成29年10月2日

 9月中旬を過ぎあっという間に秋が深まった今日この頃です。セミの鳴き声も聞こえなくなり、いっぱい遊び込んだ虫取り網も壊れ、子ども達は木の上の虫から地面の虫へと興味を移しています。先日2歳クラスよりこんなエピソードが伝えられました。ダンゴムシ探しに行こうというN君「いくぞー!」の声につられ一緒に歩き出したMちゃんです。実はMちゃんは大の虫嫌いで、この状況を打破しようと「雨降っていないからいないと思う。」とN君の気持ちを別な方向性へ導こうとしたのですが、一緒にいた保育者が一言「雨降らせたらいいんじゃない。」Mちゃん数秒考えておもむろに落ち葉を拾い「みててね。」と葉っぱをちぎり「ほら葉っぱの雨」と満面の笑みを浮かべ「雨降ったからダンゴムシ見つかるよ。」と探し始めたMちゃん苦手克服できたのかな?Mちゃんの柔軟な発想に、この場面に立ち会った保育者は自由な発想や新しい発見を大切にする事が保育に大切だと感じたそうです。大人はついつい正解を導こうとしたり、固定観念を教えようとしてしまいがちです。この報告を受けて、子どもの発想・思いを大切に受け止め共感していく事がこれからの保育には大切な事だと、職員間で確認できたエピソードでした。
園長 横倉 幸子






防災について
 台風による関西での甚大な被害・北海道での大きな地震と最近は次々の災害が起きています。東京でも短時間のゲリラ豪雨による被害が相次いでいます。保育園では、火災・地震を想定して毎月避難訓練を実施しています。又防災の備蓄も整備していますが、まだまだ十分とはいえない状況です。
 9月3日に実施した引き渡し訓練ではご協力ありがとうございました。訓練での気付きと北区の防災課による荒川氾濫について説明会での情報をお伝えしたいと思います。

《引き渡し訓練を終えて》
 ◎今年はおやつを幼児クラス非常用ビスコ・乳児クラスおせんべいで対応しましたが、昨年ビスコではアレルギー対応が出来ない事に気付き、昨年の補充分としてアレルギー27品目不使用の防災食を購入しました。今後防災訓練時に在庫を使用しながら、アレルギー対応の防災食に変更していきたいと思います。
 ◎お迎えを待ちながら、幼児クラスは実際の災害を想定し緊急移動等考慮して静かに過ごし待つようにしました。その際に、幼児クラスは幼児用防災DVD『もしものときにできること ぐらぐらどーん!』を見ました。園では避難訓練時“おかしも・・さない・けない・らない・らない”家庭では、“いかあし・・危険な箇所から動する・を守る・てない・自分の居場所をらせる”が大切だそうです。またこのDVDでは日頃から、キャンプ等野外での少し不自由な経験を時々することで、災害に遭い不自由な生活を強いられた時でも乗り切れる力がつくとも言っていました。
 ※災害は「怖いものだから気を付けてね」と伝えるのでは無く、大人の配慮として「大事なあなたが傷ついたり、もし亡くなってしまったら私たちはとても悲しい」と伝える事が適切だそうです。

《荒川の氾濫について》
 荒川の氾濫により水害の恐れが生じるハザードマップ内にある施設に対しての説明会がありました。
 荒川が氾濫すると、2週間弱は水が引かず孤立の恐れがあるため、近くの高い建物への避難はしないようにとの事でした。水害時一番近い避難場所は、桐ヶ丘中学校になります。警報からさほど時間を置かない津波のようなケースについては、団地への駆け上がりもやむを得ないので、今後も駆け上がり訓練も含め避難訓練の見直しを行っていきたいと思います。
今後も防災訓練へのご協力をいただくと共に、天気予報等にも気を配りながら園家庭と協力し子どもの安全を図っていきたいと思いますので引き続きご理解の程よろしくお願いいたします。

すくすく育て!
【もうすぐ運動会】
 10月6日の運動会に向け期待が膨らむ子ども達です。歌の題名みたいですが家族と一緒に『楽しい・嬉しい・大好き』が保育園時代に大切にしたい育ちだと考えています。ですが勝敗がハッキリとしている4・5歳児のリレーでは、時に負けて悔しいと走る力を出し切れず思わず涙があふれ出すといったシーンもあります。悔しいという体験も大切にしたいので、日々の取り組みの中で勝ったり・負けたりといった両方の体験ができるように配慮しています。
らいおん組さんってかっこいい

 毎年の姿ですが、らいおん組さんが“ソーラン”を踊っていると次々にギャラリーが増え、キラキラと見つめています。
又先日こんなエピソードがありました。バルーンを練習していたきりん組さんですが、うまくバルーンが膨らまない等上手くいかない姿を見ていたらいおん組の子ども達が、きりん組に駆け寄り「バルーンしっかり引っ張るといいよ。」とアドバイス。きりん組さんがそこを気を付けながらまた練習したという事がありました。子ども達が共に育ちあう姿を大切に保育者はバックアップしていく事の大切さを感じると共に、“あこがれ”が子どもの成長を支える大きな力となるシーンを目の当たりにできる幸せを感じます。
楽しい一日が過ごせるようにバックアップお願いします。

◎園と違う環境での実施に不安な子もいます。泣いたり、競技に参加できない姿もあります。そんな姿にもガッカリしないで、「頑張ったね」と労をねぎらってあげて下さい。
◎事前の配慮として「頑張ってね」「しっかりやってね」と檄を飛ばすのは避けましょう。「親子競技一緒に楽しもうね。」「力が出るようにいっぱいお応援するね」等楽しんで参加できるような言葉を伝えて下さい。
『楽しい・嬉しい・運動会だ~いすき』という気持ちで終われたら大成功です!

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