節分といえば柊鰯を飾り、炒った豆をまき無病息災を願う行事です。なぜ節分に柊鰯を飾るのでしょう?鰯の強い臭いと柊の尖った葉先は魔除け・厄除けのためだそうです。炒った豆をまくのは、せっかく追い出した悪い物を芽吹かせないためだと言われています。健やかな成長を願って園では今年度1日早い2日に集会と豆まきを行います。 当日は、集会で節分の意味を聞き、幼児クラスが園の代表として豆をまきます。意味を知ったうえでの鬼との対峙ですが、当日はきっと豆をまけない子続出だと思います。怖いものと対峙する事も大切な経験のひとつと考え怖い鬼と幸せを呼ぶ福の神が登場します。ご家庭では怖い経験だけが残らないように、「豆まきしたの?お家での豆まきもお願いね。」と声を掛けて、家族の無病息災を願いながら、親子で豆まきを楽しみましょう。 幸せを呼ぶ年中行事は大切に伝えて行きたいですね。
2月3日土曜日はいよいよ『おおきくなったねの会』本番ですね。子ども達が展開するお話をより楽しんでいただけるよう、各クラスの劇遊びの題材をご紹介したいと思います。又当日は、司会よりエピソード等も話させていただく予定です。
*ぱんだ組 『どんぐりころちゃん』『おいしいメロンパン』

✿♪どんぐりころちゃん あたまはとんがって おしりはぺっちゃんこ どんぐりはちくりしょ♪わらべうたを題材にした絵本が出来ました。何度も読んでもらい、どんぐりころちゃんを口ずさみ楽しんでいます。
大好きなリズム遊びも加えアレンジしました。どんぐりが大好きなリスが出てきて大慌てをするシーンはとっても可愛いです。 どんぐりころちゃんの運命は・・・・お楽しみに。
✿♪ぱんやに・・・〇〇ちゃんがやってきて♪ ♪パンちょうだい♪メロンパン屋さんとお客さんの掛け合いが楽しい手遊びです。 保育者扮するパン屋さんに次々可愛いお客さんがやってきます。メロンパンが焼けるまでしばし手遊びや歌でおいしいメロンパンの焼きあがりを待ちます。
【『どんぐりころちゃん』の絵本は、作・絵 正高もとこ 鈴木出版 作・絵みなみじゅんこ アリス館の2冊出版されています。『メロンパン屋さん』は手遊びです。】
*ぞう組

今年のぞう組は、野菜の栽培に始まり野菜をテーマにした運動会と野菜尽くしの一年でした。
そこでぞう組が選んだのは、サンタさんがくれたクリスマスプレゼント『いろいろおふろはいり隊』です。
人参・じゃがいも・玉ねぎがキッチンに置かれた鍋のお風呂の入り心地を次々に試していきます。さて一番気に入ったお風呂はどれかな?最後の結末をお楽しみに。 大好きな“やっさい”も踊りますよ!
【『いろいろお風呂はいり隊』作穂高順也・絵西村敏雄 教育画劇 】
*きりん組

きりん組だけでなく、子ども達が大好きで何度も繰り返してリクエストする『100かいだてのいえ』を劇遊びにしました。さて各階ごとに住む住人はだれ?100階に住んでいるのは? 役になりきって主人公トチ君と住人が一緒に特技を披露しながら遊ぶ姿を楽しんで下さい。
【『100かいだてのいえ』作・絵いわいとしお 偕成社 他にもシリーズ『そら100かいだてのいえ』『ちか100かいだてのいえ』『うみ100かいだてのいえ』があります。 読んでみて下さい。】
*らいおん組

らいおん組はみなさんよく御存じのグリム童話の『ブレーメンのおんがくたい』です。 年老いて働けなくなり飼い主に追い出されたり、食べられそうになったロバ・いぬ・ねこ・にわとりが手を取りあってブレーメンの音楽隊に入ろうと旅に出かけ、途中一軒の家を見つけ中にいた泥棒を追い出しその後幸せに暮らす物語です。自分達で選んだ役になりきって表現する姿は、年長組だな~と、実感できる事と思います。 ドイツブレーメンのマルクト広場にはブレーメンの動物たちの像があるくらい皆に読み継がれているお話ですね。
【『ブレーメンのおんがくたい』グリム童話より 福音館・偕成社・金の星社等他にもいろいろな出版社が出しています。訳する人の解釈で表現も少しずつ違います。読み比べもお勧めです。】