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102021年10月1日

 日々秋が深まる今日この頃です。先日法要がありワクチン接種を済ませコロナ感染に注意しながら田舎へでかけました。田んぼは一面黄金色に染まり、それを見た娘が考え深げに「黄金色に染まった田んぼって綺麗だね。」とつぶやいたので、「初めて見た?何度も来てるよね」と返すと「小さな頃から夏は毎年来てるけど、この季節は初めてだよ。」
確かに夏に見慣れた景色も季節によって風景を変えていきます。田んぼひとつにしても茶色の土に稲が植えられ、小さな稲が育ち一面緑の絨毯となり、刈り取り前には黄金色の絨毯に変わりと姿を変えていきます。知識としては知っているけれども、実際の姿としてはよくわからない事が多くあります。幼児クラスが10月にリズムで歌っていく『虫のこえ』に出てくる、マツムシ・鈴虫・コオロギ・うまおいの姿や鳴き声の区別が出来る人は何人いるでしょうか?身の回りの変化を敏感に五感で捉えて、「この虫何だろう」「稲が黄色く色づくと実が膨らんで穂が垂れてくるんだね」こんな気付きに感動し刺激を受け子ども達の調べてみよう・絵にしてみよう・作ってみよう等子どもの心や知識の栄養に繋がっていくように思います。暑さも落ち着き、暑い夏には控えていた散歩も徐々に再開しています。公園や土手に出かけて春~初夏の季節から秋~初冬にかけての変化をたっぷり楽しんで欲しいと思います。

園長 横倉 幸子


読書の秋ですね

 秋といえば『食欲の秋・読書の秋』といわれますね。この機会にお子さんと一緒に絵本に触れてみてはいかがですか?仕事で疲れ、スマホに振り回されている大人こそ絵本に触れる事が大切と言われています。読書に適したこの季節に親子でお気に入りの一冊を見つけられるといいですね。

〔絵本が育む子どもの力〕

◎豊かな感情の育ち
絵本の登場人物を介して喜怒哀楽を疑似体験していく事が日常生活で相手の気持ちを感じ取る力に繋がり、感情豊かに育っていきます。

◎想像力の育ち
想像が豊に育つと、相手の気持ちを汲み取る事が出来るようになる事が期待できます。人とのトラブルも上手に乗り越えたり、又想像力は創造を生み出す力となっていきます。

◎語彙力と読解力
絵本の中で使われているいろいろな言葉に関心を持ち、意味を知ったり、生活の中で活かしていく事で、コミュニケーションツールの幅が広がると共に読解力もついてきます。

◎就学後に必要な力
学習力で一番大切な力は、聞く力と言われています。短めの絵本から興味を持って、徐々に長いお話に移行していく事で、聞く力と集中する力が育っていきます。

※現在読み聞かせアプリというのがあるようですが、機械を通しての読み聞かせは一方通行です。子どもが感じた感情や疑問を親子で共有できる事が、親子の絆を深め子どもの自己肯定感をも育みます。

〔大人にとっての絵本とは〕

◎仕事・育児・スマホに振り回されがちな日常ですね。絵本は上記の子どもに及ぼす効果と同様に大人も良い効果を得る事ができます。なんといっても癒し効果が大きく、安眠効果があるともいわれています。

親子でおすすめ絵本

〈乳児〉

◎だるまさん「が」「の」「と」
0、1才クラスの子も大好きです。読んであげる方も自然にリズミカルに読めて読んであげるのも楽しい絵本です。
◎ももんちゃん
ももんちゃんは何歳なのでしょう?乳児クラスの子達は自分達と同じ位の年齢とかんじているようで、ももんちゃんシリーズが大好きです。特に『どんどこももんちゃん』はいろいろな障害を経て最後に大好きなお母さんのもとへ飛び込んでいくシーンがお気に入りです。
◎パンツの絵本
1才半~2才くらいになると、排泄の自立に向けての準備段階に入りますね。同時に子どももパンツに興味を持ち始めます。『ぷくちゃんのすてきなパンツ』はぷくちゃんが何度失敗してもお母さんが優しくその都度パンツを出してくれるお話で、排泄の自立の後押しをしてくれますよ。

〈幼児〉

◎はじめてのおつかい
初めておつかいに出かけたドキドキ感が大人にも子どもの頃を思いださせてくれます。
筒井頼子さん・林明子さんの絵本は、大人には子どもの頃を思い出させてくれるシリーズがいっぱいあります。
◎てん
子どもの苦手は大人が作り出してしまっているんだなと気付かされると同時に、柔軟に子どもを見て受け止める大切さに気付かされます。

おすすめしたい絵本はたくさんありますが、親子で是非お気に入りを見つけて下さい。お気に入り絵本ができたら教えていただけるとうれしいです。 絵本を読むときは、膝の上か子どもの横に寄り添って、静かに少し低いトーンで読み手の感情を入れない事が読み聞かせのコツですよ!

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